障子紙の種類を徹底解説!和紙・強化紙・プラスチック障子の違い

こんにちは、金沢屋 ブログ担当の飯田です。

お部屋を明るく柔らかな雰囲気にしてくれる障子。ですが、いざ張り替えをしようとすると「どの障子紙を選んだらいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
障子紙には大きく分けて「和紙」「強化紙」「プラスチック障子」の3種類があり、それぞれ特徴や向いているご家庭のスタイルが異なります。ここではその違いと、季節ごとの暮らしやすさのポイントも交えて解説します。

和紙の障子

昔ながらの障子紙といえば和紙。光をやわらかく通し、自然な温かみを感じられるのが魅力です。お部屋全体を落ち着いた雰囲気にしてくれるため、和室にはもちろん、リビングに取り入れても心が安らぐ空間になります。夏は直射日光をやさしく和らげながら風を通し、涼しげな印象を与えてくれます。一方、冬は紙が湿気を吸収・放出してくれるため結露をやわらげる効果もありますが、水分を含むと傷みやすいため、窓際では劣化が早まる点に注意が必要です。

強化紙の障子

洋紙(パルプ紙)を和紙風に加工したうえで強度が増した障子紙です。和紙のような風合いを再現しながら一般的な和紙よりも破れにくくなっています。自然な質感を求めつつ、長持ちさせたいご家庭に向いています。夏は和紙同様にやわらかな光を取り込みながら過ごしやすい空間を演出し、冬は結露や湿気にも比較的強いため、障子が持つ断熱効果をしっかり活かすことができます。見た目と実用性のバランスが取れた素材といえるでしょう。

プラスチック障子

樹脂でできたプラスチック障子は、水拭きもできるほど丈夫で湿気にも強いのが特徴です。破れにくく、お手入れが簡単なため、頻繁に張り替えをするのが難しいご家庭に人気があります。夏は厚みがある分やや光を遮りますが、その分紫外線を抑えて日差しの強さからお部屋を守ってくれます。そして冬は水分を吸わないので結露に強く、冷気の入り込みを防ぐ効果も高いため、寒さ対策を重視する方におすすめです。

どの障子紙が家庭に合っている?

  • 風合いや伝統的な雰囲気を大切にしたい方 → 和紙
  • 見た目と強さのバランスを取りたい方 → 強化紙
  • 耐久性やお手入れのしやすさを重視したい方 → プラスチック障子

どの素材にも「夏は涼しく、冬は暖かく」という障子ならではの役割がありますが、ご家庭のライフスタイルや住環境によって最適な選び方は変わります。

張替えのご相談はお気軽にどうぞ

障子紙の種類は、それぞれにメリット・デメリットがあり、実際にどれが合っているか迷うこともあるかと思います。
当店では、季節ごとの快適さやご家庭の暮らし方に合わせた障子紙のご提案から、張替えのお見積もりまで承っております。

「うちにはどの障子紙が合うのかな?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。見積もりだけでも大歓迎です。

地元密着だからこそ、安心と信頼を

金沢屋 高崎・矢中町店/高崎・貝沢町店/前橋・表町店/前橋・敷島店は群馬県高崎市と前橋市を中心に、迅速・丁寧な対応を心がけ、地元の皆様に寄り添ったサービスを提供しています。
経験豊富なスタッフが、わかりやすくご説明いたします。どうぞご安心ください。

障子張替えの流れ

  1. 現地調査
    まずはお客様のご自宅にお伺いし、現状を確認します。ご希望やお悩みを丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案します。
  2. 障子紙選定
    和紙・強化紙・プラスチック障子など、生活環境やご予算に合わせて最適なものを一緒に選びます。見た目のデザインだけでなく、強度や断熱性などの機能性も考慮してご提案します。
  3. 施工
    熟練の職人が一枚一枚、心を込めて張り替えを行います。細部まで丁寧に仕上げることで、長く快適にお使いいただける障子を実現します。
  4. 仕上げと確認
    張替え完了後は、お客様に実際に仕上がりをご確認いただきます。気になる点があればその場で調整し、ご満足いただける状態でお引き渡しをいたします。

お見積もりは無料で承っておりますので、まずはお電話やお問い合わせフォームからご連絡ください。